初めまして！当ブログ運営者の芋好きおじさんこと”IMOzuki”です🍠
私は現在千葉県香取市にあるさつまいも専門農家「石田農園」で生産・収穫・加工・販売のお手伝いをさせて頂く傍ら、そのお芋を仕入れ焼き芋販売を行っている実年齢4〇歳、心は18歳の芋好きおじさんです。
数年前までは東京で約20年間普通の会社員だった私がどうして未経験の農業に転身するようになったのか？これまでの事を少しお話していきます。
一生勤め続けると気張っていた会社員時代・・・
私が19歳のとき、父の突然の他界の衝撃で心身ともに体調を崩し、建築設計士を目指し通学していた専門学校を中退。そして当時では高時給だった近所のパチンコ店でアルバイトを始めます。当時は就職氷河期世代、正規雇用の安定をと社員登用を目指し頑張ったのち会社の推薦で社員として入社した21歳。
そのご縁で愛社精神も日々高まり一生この会社で頑張ろう！なんて走り続けた約20年後、新型コロナウィルスが世界中を襲いました。緊急事態宣言下、世の中には非接触が求められサービス業は特に大打撃。殆どのパチンコ店は閑古鳥が鳴き、無理に営業を続けると世の中から避難される始末。会社も馬鹿ではありません、給料やボーナスの度重なる減額、人口の減少でただでさえ斜陽産業なのに、、。「このままこの仕事に就いてても未来なんて見通せないな・・どうしよう」こんな思いに悩まされる日々。絶望や転職という言葉が脳裏をちらつかせていました。
退職の決断、モノを作る仕事「農業」に転身
転職とは考えても20年近く1つの会社しか知らない自分。転職とは言え何の仕事したいのかさえ見えてませんでしたが会社から帰宅しては毎日夜な夜な自分の将来と向き合う中でモノを売らないサービス業からモノを作る”農業”をやってみたいという気持ちが芽生えていきました。そして一念発起しその年の年末での退職を決断し年明けすぐに東京を出て千葉県に移住。その先で出会ったのが現職場である千葉県香取市「さつまいもの石田農園」です。コロナもまだまだ燻っていたので人の多い東京から離れた生活圏を得たいというのも農業を選んだ1つの理由でした。
幸運だった「石田農園」との出会い
会社を辞めた勢いのまま千葉県に引っ越し農業転職サイトとにらめっこ。そこでたまたま目についたのが石田農園でした。就職希望ですぐ体験入園を申し込み、まだ何も返事きてないのにホームセンターにて農作業着などを購入しに行ったのを今でもよく覚えています。背水の陣でしたからとにかく必死だったんでしょうね。そうしているうちに返事もきており無事に体験入園を経て何日か働かせてもらいながら気付いたら個人事業主になっていました。社員ではなくなぜ個人事業主かというとモノを作りモノを売る働き方をしたいと志していたからです。さつまいも生産のお手伝いに励み、自分達で作った芋を仕入れてそれを販売する「焼き芋屋」になりたい、、未経験の農業に必死になりながら気付いたらそんな”夢”を抱いていました。
結論、未来を切り拓くには自分の”行動”が全て
結論から申し上げますとあの時会社を辞めて転職した事は私にとって幸運でした。
一生涯勤め続けると思っていた会社を退職し、地方移住、異業種への挑戦決意、石田農園とのご縁、フリーランスとしての自立、全ては自分の決断や行動が引き寄せた出来事に他なりません。
何かに対して不安になったり、悩んだり、思ったり、人から聞いたり、誰かに言ったり、、こんな事ばかりしてても「何も変わらない」という事に改めて気付かされました。
結局自分の未来を切り拓くには自分の行動が全てなんですよね。頭では分かっていても中々行動出来ない、、これまでそんな自分の弱い部分が今ではほんの少し強くなった気もします。
今後も自分の可能性を信じて、お世話になっている人達への感謝を忘れず、1人でも多くの方々に最高に美味しいさつまいも（焼き芋）を作りそれをお届けしていきたい、、そう思っています。
最後までお読み頂き有り難うございます。
芋好きおじさん